2014年8月1日金曜日

格安スパイカメラの構造について(AU-WTC-4GB)

格安スパイカメラの中でもっともスタンダードな腕時計型。

その中でも今回は、株式会社アウロラのAU-WTC-4GBという製品を用いて説明します。
(以下、斜体文字は外箱、説明書からの引用です。)


AU-WTC-4GBの製品仕様は以下です。

1.ビデオ解像度:640×480
※携帯電話での撮影と同じくらいです

2.写真解像度:1600×1200

3.ビデオ形式:AVI形式

4.画像形式:JPG形式

5.インターフェイス:USB1.1/2.0

6.内蔵メモリー:4GB
※手持ちのmicroSDの差し替えでは16GBまで認識しました

7.音声録音機能:有
※格安スパイカメラの腕時計型の標準的な音量です

8.内蔵電源:リチウムイオンバッテリー 最大2時間
※格安スパイカメラ.com店長木田の環境では1時間程度しか撮影できませんでした

9.対応OS:Windows 2000/XP/Vista/7
              Mac OS9.2.2~
※格安スパイカメラ.com店長木田の環境下 Windows XP/Vista(32bit)/7(64bit)ではすべて問題なく認識しました


まず、外箱はこんな感じです。


開封は、昔ながらのキャラメル箱のようなスライド式です。

硬いウレタンの緩衝材が入っているため落としたり、軽く投げたりしても中には影響がなさそうです



中身はとてもシンプルで、腕時計型格安スパイカメラ、PC接続用USBケーブル、説明書、のみが入っていました。


構造は外箱、説明書に簡単に説明されています。


1.Power/Recボタン
 撮影ボタン

2.静止画撮影ボタン

3.USBコネクタ(※1)

4.マイクロレンズ

5.動作LED(※2)

6.時刻調整ボタン


重量:約100g
(手持ちのキッチンスケールで計測)

※1-指で回すと簡単に着脱できます。
※2-レッドライトとグリーンライトの点灯/点滅で、録画、撮影を判別するためのものなのですが、かなり判別がつきづらいのが難点です。


肝心なレンズがわかりづらいかもしれないので、アップで撮影してみました。


矢印の先の赤丸の中にある黒い円がレンズです。

とても小さく、驚かれることでしょう。

これでは、まず誰にもスパイカメラであることを気づかれませんよね。



撮影した動画は、蓋を外した3.USBコネクタに付属のケーブルを挿し、USB側をPCに接続すると自動的に認識します。(microSDとして)

記憶媒体はmicroSDなので、他のリムーバルディスクと同様、コピー(カット)&ペーストや、ドラッグで、簡単に動画をパソコンに移すことが可能です。



【AU-WTC-4GBの使用上の注意】

AU-WTC-4GBは、撮影の向きは文字盤の数字と同じ向きになるので注意してください。

通常、腕時計は、手首の内側に6時がくるようにつけます。

しかし、AU-WTC-4GB(8GBも)のレンズは、文字盤と同じ向きについているため、たとえばAU-WTC-4GBを通常の腕時計の装着をし、そのままの形で(小指が地面側にくる)対面のものを撮影しようとすると、上下逆の映像になります。

なので、不自然ですが、文字盤を自分からは読みにくい形で装着しなければ、上下の正しい動画撮影はできません。



明日は実際に分解して内部の説明をいたします。


格安スパイカメラ.com店長木田太郎

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